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この記事は瀬戸内分校プロジェクトをサポートする香川大学創造工学部メディアデザインコース柴田研究室の学生たちと共同で作成しています

Day5 伊東班 リサーチ ~「どうして」「なぜ」を考える~

更新日:2023年5月17日

2022年8月26日 午前


こんにちは!

5日目は一日各アーティストのチームに分かれてリサーチや制作を行う日でした。私たちの班はアーティストの伊東さんが前日からの参加ということもあり、全員で話をした結果「もう一度海に行こう」ということになりました。


伊東さんの運転で最初に向かったのは屋島の蒲生海岸。

高松の中では海ごみ拾いも多く行われている場所です。

ここでは海岸に落ちているごみを拾い改めて自分がごみ拾いを通してどんなことを感じたのかリサーチを行いました。


高校生たちからは「プラスチックの破片が多い」や「場所によってごみの量が違う」という発見や「何かわからないけど、原形をとどめているものはどこから出たのか、どう使うのかを想像するのが面白い」「キラキラしているものなどコレクションしたくなるものもあった」などの意見が出ました。2日目にも海でリサーチを行いましたが、私はその時よりも高校生たちが地面に落ちているものをよく観察しているように感じました。



また、24日に豊島で学んだ「ごみも元は誰かの大切な生活のカケラである」というメッセージが強く印象に残っている学生が多かったため、宝物探しも同時に行い、なぜそれを拾おうと思ったのかを考えました。


この日の一番の大きな宝物は高校生の男子メンバーが好奇心が抑えきれずに拾ってきた錨(いかり)です!本当に落ちているものなのか最初は私も目を疑いましたが、確認をしたうえで持って帰ることにしました。これには先生方もびっくりされていました!



次に向かったのは長崎の鼻です。

屋島の一番端っこに位置するとても綺麗な場所で瀬戸内海を一望することができます。ここでは波や石の特徴や周辺の海岸にいる虫や落ちているものの観察、視界に入ってくるものに対しての「どうして」「なぜ」を考えました。



みなさんは海に大きな木が一本刺さっていたらどんなことを感じますか?

海を見ていると、瀬戸内海の中では流れも強い場所で海の中に一本だけ木が刺さっていました。遠くにあり写真におさめることはできなかったのですが…。

この木一本からも「最初は何本も生えていたのかな」「どうして流れていかないのだろう」と想像を広げることができました。



最後はみんなで記念写真をとり、次の場所へ出発しました。

午後は屋島の頂上へ向かいます!

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2025年度 瀬戸内海分校プロジェクト 「かがわアートスタディーズU18」

主催    香川県

      東京藝術大学

共催    香川大学

総合監修  日比野克彦 東京藝術大学長

企画運営  橋本和幸  東京藝術大学  デザイン科 教授

      西村雄輔  東京藝術大学  絵画科 油画 准教授

      柴田悠基  香川大学 創造工学部 講師

特別講師  末永慶寛  香川大学 創造工学部長

技術協力  永冨太一  香川大学産学連携・知的財産センター長

      

このプロジェクトで香川県と東京藝術大学は次のSDGsの取り組みに貢献し、地域の大学と連携して開催します。

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