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この記事は瀬戸内分校プロジェクトをサポートする香川大学創造工学部メディアデザインコース柴田研究室の学生たちと共同で作成しています

Day2 ~海と暮らしと その1~

来訪者の皆さま、こんにちは。

ブログを見に来ていただきありがとうございます。

8月22日から始まった瀬戸内海分校プロジェクト「さとうみ」。

まだまだ始まったばかりですが、本日も高校生やアーティストらと共に本格的に、且つ本気で取り組んでいきたいと思いますので、なにとぞよろしくお願いいたします!

記事作成は香川大学学生助手の篠崎が担当させていただきました。

2022年8月23日 午前

2日目からは主に校外での活動になります。

高松駅からバスに乗り…




訪れたのはここ、さぬき市津田にある海岸です。

一見すると、草木も生い茂って自然豊かな風景に見えますが…


あんなところにペットボトルが。



こんなところにも。

間近で直接見ると、常に視界に入るぐらい大量のプラスチック製品があちこちに見受けられます。その場で捨てられたものもあれば、どこかから流れついてやってきたものなども。

ここで私たちは、班に分かれて落ちているものをリストに沿って分類し、それぞれ拾った個数を数えながら拾い集めました。




開始直後に足元で見つけた煙草の吸殻、3歩歩いた先に使用済み家庭用花火、バーベキューが行われたであろう地点に発泡スチロールのトレー…

次々と目の前に現れるごみを拾っては袋に入れ、拾っては入れの繰り返しです。これでも落ちている量は少ない方だと聞いてびっくりしました。

そしてごみを拾っていくうちに、落ちているものの傾向や個性が読み取れるような気がして、よりどりみどりな色とりどりのごみを見る目が変わっていき、次第に拾うのが楽しくなりました。落ちているごみも減って一石二鳥です♪





後に集計してみると、多くの班が共通して「まめ缶」を多めに拾ったことが判明しました。





「まめ缶」とは何ぞや?そう思う方もいらっしゃるでしょう。もともとは長い1本のパイプであり、その正体は牡蠣の養殖で使われていたものです。牡蠣を針金に吊るして養殖する際、牡蠣同士の間を空けるためにパイプを細かく切って牡蠣の間に通したものがまめ缶です。牡蠣が十分に成長すると同時に役目も終わり回収する際に一部が海へ流出しているそうです。瀬戸内海では牡蠣の養殖が盛んであり、瀬戸内海ならではの漂着ごみであるとも言えますね。(前日にまめ缶のことについて紹介があったので、生徒からの注目度が高かったことも影響しているかも)

なかなかアクティブに動いた午前の部でした!その2、午後の部へ続きます。

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