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この記事は瀬戸内分校プロジェクトをサポートする香川大学創造工学部メディアデザインコース柴田研究室の学生たちと共同で作成しています

Day6 午後 ~報告会~

更新日:2023年5月17日

午後は、各チームの報告会から始まりました。

伊東さんチームでは、「瀬戸内海について気づいたこと・発見したこと」を記事にして発表しました。高校生たちは、1番印象に残っているものについて、各々で発表しました。「たねふねについて」や「海ごみ拾いの活動」、「香川の歴史・文化」について発表し、皆で一つの新聞を作成しました。

坂田さんチームでは、民話についてのリサーチ結果を2つの班に分かれて発表しました。1つ目の班では、民話を縦軸「神or動物(原点)or人間」に、横軸を時代でまとめた内容を発表しました。「昔は、神と動物は近い存在だと考えられていたのでは」「戦があった頃はヒロインが良く出てくる」「動物にまつわる話は、江戸時代に多い」「古代に作られた物語は神話が多い」など、面白い考察が沢山でていて奥深さを感じました。2つ目の班では、民話を地図上で分析・便図でまとめた内容を発表しました。「民話の舞台を地図上にまとめてみると、大槌島と小槌島の間に竜宮城があるのではないか」「女木島に鬼の洞窟がるのはなぜだろうか…」など沢山の面白い考察結果を報告することができました。さらに、坂田さんのチームでは「2020年に海の民話を語るなら…?」というテーマで、代表の高校生一人が、作った民話を発表しました。

鉾井さんチームでは、「作品・表現を通して香川とのことを教えてもらう」ということで、高校生が鉾井さんへ香川について報告しました。漫画で表現している方や、脚本を作って表現している方、動画を作って表現する方、絵やポスタ―で表現する方など、それぞれの思いや個性がでていました。また、鉾井さんは、高校生たちに「香川での幼いころの思い出・出来事(風と水をテーマとする)」をインタビューし、彼の映像にのせた作品を披露しました。

報告した後にそれぞれの班には、日比野さんからの講評を受けました。「地域によって話の内容が違うというこの「ずれ」が地域性・時代・文化につながる」や、「思ったことを外界化することはとてもいい事」など、アドバイスをいただきました。

その後は記者会見が行われ、そして高校生たちはマインドマップを再度書きました。1日目と最終日とで、マインドマップの変化が感じられました。内容の充実さや一人一人の個性が表現されていました。

最後に、日比野学長から高校生へ、表彰状の授与が行われました。

1人1人に、日比野学長のサインが入った表彰状が渡されました。

6日間で、徹底的にリサーチをし報告会までやり遂げた達成感や、新たに得た視点・仲間を大切にしていきましょう。

みなさん、6日間本当にお疲れ様でした!



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2025年度 瀬戸内海分校プロジェクト 「かがわアートスタディーズU18」

主催    香川県

      東京藝術大学

共催    香川大学

総合監修  日比野克彦 東京藝術大学長

企画運営  橋本和幸  東京藝術大学  デザイン科 教授

      西村雄輔  東京藝術大学  絵画科 油画 准教授

      柴田悠基  香川大学 創造工学部 講師

特別講師  末永慶寛  香川大学 創造工学部長

技術協力  永冨太一  香川大学産学連携・知的財産センター長

      

このプロジェクトで香川県と東京藝術大学は次のSDGsの取り組みに貢献し、地域の大学と連携して開催します。

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